腸は健康のもと

【腸】

「腸」についてお話しします

われわれの体は、食べ物から取り出された栄養素を

体の隅々に行き渡らせることで健康を保っています。

腸とは消化の中心的働きをしており、

その栄養素の入り口になります。

そして、食べ物を消化吸収するためには、

腸を健康に保つ必要があります。

腸が快適に働くようにすれば、

体調もよくなり、健康になります。

では、腸が最適な状態で働いてもらうためには、

どのような方法があるのでしょうか?

まず一つは、腸内環境をよくすることです。

腸内環境が整っていれば、

様々な栄養素が腸から吸収されて、

それが血液に乗って各臓器に運ばれていきます。

腸内環境が悪いと、栄養素の消化吸収は悪くなり、

逆に毒素となる物質が吸収され血液に流れていきます。

では、腸内環境がいいというのはどのような状態か?

それは、腸内に存在している腸内細菌の善玉菌が

悪玉菌より優位である状態をいいます。

善玉菌を優位にするためには、

ヨーグルトなどの発酵食品を食べることが効果的です。

また、こちらの方が重要ですが、

食物繊維の摂取が効果的に腸内環境をよくしてくれます。

食物繊維をとることで、

腸内細菌によって短鎖脂肪酸という物質が作られ、

この物質が腸の動きをよくしてくれるのです。

腸の動きがよくなると、排便もよくなります。

また、腸内環境も善玉菌が優位になりよくなります。

食物繊維の摂取は

大腸がんの発症を予防するといわれています。

近年、日本人に大腸がんが増えてきています。

この食物繊維の摂取量の低下が、腸内環境の悪化を招き、

大腸がんの発症を増やすしていると考えられています。

もう一つ、腸に快適に働いてもらうためには、

自律神経を整えるという方法があります。

自律神経には、体が活動的な時に優位になる「交感神経」と

リラックスしたり眠っている時に優位になる「副交感神経」があります。

それらの役割は、心臓の働きを調整したり、体温の調整をしたりなど、

生命活動の維持を自動的にしてくれます。

消化活動は、主に副交感神経の働きによります。

この自律性神経がバランスよく整った状態が、

腸が快適に働くことができる状態といえます。

自律神経の機能が低下すると、腸内環境の悪化につながります。

では、自律神経を整える方法には、どのようなものがあるのでしょうか?

それは「深呼吸」をするということです。

すごく簡単です。

3分間、自分の呼吸を意識して、

深くゆっくり、吸ったり吐いたりして深呼吸を繰り返します。

これだけで、自律神経が整い腸が快適に働いてくれます。

最初は、1日1回でも構いません。

1日3回できると理想的です。

もちろん、場所はどこでもかまいません。気付いた時でかまいません。

腸内環境を整えるためには、発酵食品や食物繊維を積極的にとりましょう。

そして、腸が快適に働くように1日3回の深呼吸で自律神経を整えてみましょう。

これらはすぐに実行できますね。

早速やってみて下さい。

そして、健康な生活習慣を身に付けていきましょう。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

それでは、また次回をお楽しみに。

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